顎関節症の勉強会に参加してきました

顎関節症の勉強会に参加してきました

こんにちは! すずき歯科・矯正歯科クリニック院長の瀬下です。
先日、顎関節症に関するプライベートセミナーに参加してきました。
日々の診療の中でも、「顎が痛い」「口が開きづらい」「カクカク音がする」といったお悩みを抱えている患者さんが増えている印象があります。そうした背景もあり、改めて知識を深めたいと思って参加を決めました。

「朝起きたら顎が疲れている」
「口を大きく開けると痛む」
「顎の動きで音が鳴る」
…こんな経験、ありませんか? 実はこれらはすべて顎関節症の代表的な症状です。
当院にも「口が開きにくい」「最近顎が痛くて…」というご相談が少しずつ増えてきています。背景には歯ぎしり・食いしばり・姿勢の悪さ・ストレスなど、さまざまな要因が関係していると考えられています。

今回の勉強会で特に印象的だったのは、診断の重要性を再認識したことです。
顎関節症は「痛みがあるからとりあえず治療する」という進め方では、十分な結果が得られないことがあります。つまり、正確な診断がなければ、闇雲な治療になりやすいのです。
診断のために大切なのは、筋肉の触診や関節の触診といった基本的な診察技術です。症状の原因を見極め、適切な治療方針を立てるためには、こうした基礎的な診断プロセスが欠かせません。
また、顎関節症は放置すると症状が慢性化するリスクもあり、「ちょっと変かも?」と思った段階で相談することが大切です。

当医院ではこれまでも、顎の痛みや違和感がある方にはマウスピースのご提案や生活習慣の見直しを行ってきました。
今後も正確な診断と根本原因に基づいたケアを提供できるよう診療体制を整えてまいります。
「これって顎関節症なのかな?」
「最近、口が開けにくくて食事がつらい…」
そんなお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
一人ひとりに合わせた丁寧な診断と治療プランをご提案いたします。